モンスターハンター モンスター詩歌1

モンスターハンターG Wii 攻略GEMANI

銀竜 歌人:wolf


世界で一番高き場所
彼はそこで待つ

彼はかつては太陽の守り手だった
だが、いつの日だったか
彼は太陽の怒りを買い、空から落とされた

彼は待つ
いつの日か、彼を許し、また戻る事の日まで
その日まで 彼は 塔を守り続ける
少しの罪滅ぼしならと...

暴君 歌人:豚骨ラーメン

孤島、砂原、水没林、凍土、火山
狩猟の大地と言われる場所
しかし、そこは恐怖の地でもあった
孤島は海が、血に染まり
砂原は沼が、血に染まり
水没林は水が、血に染まり
凍土は雪が、血に染まり
火山は溶岩が、血に染まり
人間も諦めていました
愚かで弱い、人間は
しかし、凍土に黒い影が
白い地を、遮った
人間は、悟りました
これが、狩りの綻びだと
これが、暴君だと
そこに現れた4人のハンター
この暴君に立ち向かった
そこには、氷河竜もいた
しかし、その氷河竜を
丸呑みしたのだ
人間は、怯えました
これは化け物だ、これは夢だと
それ故恐暴なため、こう名付けられました
恐暴竜、イビルジョーと

存在意義 歌人:スラスラ

彼は逃げる
彼は奴に気づき、ただ逃げる
彼は地を踏んだ
地は彼が恐ろしかった
彼は奴が恐ろしかった
だから、彼は逃げた

彼は歩いた
彼は存在が気づかれ、阻まれた
彼は人が恐ろしかった
彼は奴も恐ろしかった
だから、彼は歩いた

彼は恐れた
彼は己に気づき、ただ恐れた
彼は逃げようとした
彼は逃げられなかった
だから、彼は恐れた

彼は戦った
彼は自らの存在意義を悟った
彼は壁にぶつかった
彼は心の壁を崩すために
だから、彼は戦った

終わりの象徴 歌人:MMO

 この世界は、「誕生」と「終了」でできている。
 どちらも自然におこる、
 人にとって最大の嬉しみ、
 人にとって最大の苦しみ、
 人にとって最大の感動、
 人にとって最大の恐怖。
 なにもかも、「誕生」しては、「終了」する。
 それは自然におこる。
 それを自らの力でおこすものがいる。
 人にとって禍々しい、
 人にとって恐怖の存在。
 狩人は、荒ぶる勇気をもちいて、仲間の信頼を得て、自分の実力を信じ、その存在に挑む
 武器を取り、道具をそろえ、神の存在するその戦場へむかう。
 煌黒龍という名をもつ、太古のモンスターに。
 アルバトリオン―――この存在は、今日の狩人にどのような刑罰をおくるのか―――

神の思いつき 歌人:人間亜種

神は思いました


このまま我の
創りし大地に
人間共をのさばらせ
放っておいてよいのだろうかと


神は考えました


人間達に
遅れをとらぬ
新たな王者をこの地に創り
対峙させればよいではないかと


神は創りました


言葉通りの
新たな王者を
賢く機敏で強大で
炎を操り風にのり
電撃放ち雪降らせ
龍と呼ばれる
新たな王者を


しかし人は立ち向かいました


今日もまた
狩の時間がやってきます
使い込んだ剣を背に
幾人もの狩人が
神の意に反するために


己の生き様これにあり

激動の地にただ二者のみ 歌人:人間亜種

あたりにたちこめる死の匂い
草食竜が逃げ出した
木々のざわめきが激しくなる
何かの起こる不吉な前ぶれ
空の暗くなったその瞬間

      
来たるは飛龍 蒼天の王者

狩人よ 
この強大な敵に
如何にして立ち向かう
激戦の幕開けである

悪魔はどっちさ 歌人:人間亜種

己の体の
何倍か
何十倍かの王獣を
二撃三撃で
仕留めてしまう

悪魔と呼ばれるその猫は
何も悪さはしちゃいない
人が己のためだけに
無垢な命を弄くった
挙句に人は彼らのことを
悪魔悪魔と忌み嫌い

悪魔はどっちさ
今宵も猫は
月に鳴く
悪魔と化した
仲間を想い
今宵も猫は
月に啼く

運命の御子 歌人:人間亜種

陽が沈み 月が現れ

砂漠に黒い影あり
森にうごめく者あり
海に縛める者あり

月沈み 陽また現れるとき

密林に脈打つ者あり
雪山に潜めるもの
豪炎に怒り得る者あり

時に人は
照りつける太陽の元
吹き荒れる吹雪の中
傲慢なる大洋の上で
相対する

神が決めた


運命

生き延びた者たち 歌人:人間亜種

幾千万年の末 

地にまたあらたなる王が

空にまたあらたなる獣が

海にまたあらたなる神が

我らは生き延びてきた

我らは眺めてきた

王が獣が神が

小さく弱く賢い

人という名の強者たちに

滅ぼされ 甦り 

巡り 巡り

そしてなお

相対しようとする

人間よ 王獣よ

なぜ あなたたちは学ばない

憎しみあい 蔑みあい

得たものがあっただろうか

我らは眺めてきた

幾千万の間いつしか変わっていった

力の代わりに知恵を

憎しみの代わりに忠誠心を

敵対していれば

得るものは何もなく 失うばかり 

己の道を我らは選ぶ

オトモとして

豪岩の覇者 歌人:昇竜王

奴は地面に身を潜める。
餌を求めじっと待つ。
感覚を研ぎ澄ませ、そのときを待つ。

そのときだ、何かが私に触れた。
奴は岩の刃とし、餌をしとめる。
体から、生命を拒絶するオーラを放つ。
餌はたちまちやられてしまう。
そして、たらなければ、火山を食う。
そんな奴の名は
「バサルモス」豪岩の覇者「バサルモス」

妖毒虫と冷鳥竜と氷牙竜 歌人:豚骨ラーメン

そこは凍土
まだ踏み入れる事なからぬ未知の領域
だが狩人よ
そこにいくには覚悟が入るであろう
そうーーーーーーーー
そこに行けば奴が居る
「毒」と言う名の凶器を持ち
「毒」と言う名の爆弾を持ち
「卵」と言う名の予備軍を持つ
その名はギギネブラ
彼は洞窟に住むだろう

そうーーーーーーーー
そこに行けば奴が居る
「眠」と言う名の武器を持ち
「眠」と言う名の息を持ち
「眠」と言う名の口を持つ
その名はドスバギィ
彼は巣を作るだろう

そうーーーーーーーー
そこに行けば奴が居る
「氷」と言う名の武器を持ち
「氷」と言う名の風を持ち
「氷」と言う名の翼を持つ
その名はベリオロス
彼は高台に住むだろう

そうーーーーーーーー
凍土に行けば奴等が居る
「毒」と言う名の妖毒虫が居て
「眠」と言う名の冷鳥竜が居て
「氷」と言う名の氷河竜が居る
狩人よ
心して掛かれ

絶対なる力 歌人:モモハル

それは神が与えた破れぬルール

弱き者には絶望を

強き者には祝福を

『すべての者に平等なる生を』 そんなものは存在しない

だがすべての者に平等に与えられるものがある

それは『死』だ

それは予期して与えられる者もいる

気ずかぬままに与えられる者もいる

大いなる敵にハラワタを抉られて与えられる者もいる

それは自然界の掟

神が与えた破れぬルール

海の支配者

名を聞けば人々は恐怖におびえる
姿を見れば人々はにげる

狩り人でも我を見たものは
弱しき者は逃げ
強しき者は戦う

我と戦って何を得る

我を殺し海の支配者と名乗るのか
我を捕獲し金を得るのか

我の名はラギアルクス
海の支配者
名を聞けば人々は恐怖におびえる
姿を見れば人々はにげる

砂漠に現れし物

ある域に足を踏み入れれば
奴の餌食となる
ある攻撃を加えれば
奴の怒りを受ける

いつの日だろうか
いつお前の餌食となったか
いつお前の怒りを受けたか
いつお前の域に足を踏み入れたか

奴の名はボルボロス
砂漠の泥を身をまとうもの
砂漠に現れしもの

奴の餌食となった狩り人よ
弱しき者はある域に近ずくな
強しき者はある域に足を踏み入れよ

奴の名はボルボロス
砂漠に現れしもの

モンスターハンター

生い茂る草木、それは狩人の邪魔をする

真っ赤に輝く空、それは狩人を苦しめる

毒を吹く大地、それは狩人の侵略を拒む

烈火を吹く山々、それは狩人の死の地帯

だが狩人は歩みを進める

地の利を借りた猛き龍たちに向かうために...

慣れ親しんだ相棒を手に取る

狩人の大声が龍の咆哮と重なる

どんな地でもそれは同じ

狩人と龍の戦いである

どっちが勝とうが狩りである

狩人の狩猟、龍の捕食

命を賭けているのだ

その間には何の差もない

獲物の狩猟

永遠の喜び

大海の主

その者との対峙

それは狩人としての喜び

大地に神龍居る様に

海にもまた龍は居る

その者は雷を操り狩人が海を犯すのを拒む

その者の咆哮に心高ぶらせ

その者の悲鳴に胸躍らせる狩人

龍と狩人その間にはなんの差もない

大海龍ラギアクルス

さあ海を賭けようか

音のトリックスター 歌人:豚骨ラーメン

クルペッコ
それは音のトリックスター
時に鳥竜のドンを呼び
時に泥棒猫を呼び
時に肉食魚と
その親分を呼び
クルペッコ
それは火打石の使い
火打石を手に保って
成らすだけで火をぶつける
クルペッコ
それは万能の彩鳥

彼は土砂竜 歌人:豚骨ラーメン

彼は土砂竜
彼の領域に踏みいじる覚悟あり者よ
彼の身体は鉄のごとく
砕けぬものも貫ける
彼の身体は泥と一体
彼の泥を身にする者は
全て命を奪われた
彼の尻尾は鉄槌そのもの
触れた者を吹き飛ばす
そんな彼に挑むなら
かなり勇気が有るだろう
彼の名はーーーーーーーーーーーーーーーー土砂竜 ボルボロス

暗黒の制覇者 歌人:よう

奴は夜の闇に紛れ愚かな狩人を待つ
闇に染まった体を震わせつつ・・・
やがて誘われるように狩人が来る
奴は狩人の懐に狙いを定める・・・
何も知らない狩人は空を見上げ月を見る
奴が傍にいる事も知らずに・・・

奴は思う『愚かな狩人よ・・・今日は月が紅い・・・絶好の機だ!!』
一閃!奴は狩人に飛び掛る 狩人が悲鳴を上げた
しかしその悲鳴は小さく 巣で休む火竜を起こすには至らなかった様だ

奴は勝ち取った肉片を巣に持ち帰る
だがその肉は食べられることは無いだろう
満足した奴はまた『狩人』の『狩り』に出る

奴が大陸に渡ってきてから何年が経っただろうか・・・?
当然国を挙げての討伐が始まった
しかし誰も奴を完全に倒すことは出来なかった
幾多の竜を狩ってきた大陸の覇者も
世界の頂点に立つ大賢人も・・・

奴の名は『メラルー』世界を又にかける大泥棒

森羅万象 歌人:オリマリオ

灼熱の大地の中、彼は待ち続けた

自らと対峙する者を
自らと互角の者を
自らを凌駕する者を

求めし者に浴びせるは

雷を帯びし彼の腕
死を連想させる火の魂
全てが凍てつく氷の雨
全てをこめし、龍の突撃

彼は、待ち続けし者と出会う

狩人達は、獲物を求めて戦い続ける

彼には、森羅万象がふさわしい

だが、彼に褒め言葉は似合わない

彼は孤独、それゆえ強者なり

さあ、狩人達よ、相対せよ

煌黒龍 アルバトリオンと

最強と最凶の黒  歌人:雷光プリン

シュレイドの古城で黒き翼を見たのなら ただ逃げろ
弱者 非力な者――奴は見境無く ≪喰らう≫
殺しを楽しむ訳でもなく ただ殺す為だけに殺す

しかし 奴は自ら動かず ただ待つのみ

それは 《奴が最強であり 最凶でもあるから》

奴にとって 非力な人間を殺すのは容易い事
しかし それは奴にはつまらない

奴は強者との殺し合いを好む それも強ければ強いほど
しかし 何故奴は殺し合いを楽しめるのか
簡単なことだ 

奴は己が最強と思い込んでいるからだ

狩人達よ 奴のプライドと高っ鼻をへし折ってやれ
狩人達よ 奴の勝手な思い込みなど叩き壊してやれ
最強と最凶は紙一重――――― 奴の名はミラボレアス

狩人よ 最強など存在しない―――!

雷光の海龍 歌人:オリマリオ

静かな大海原
しかしそこにも、見えぬ大地、届かぬ空がある

静かな大海原
しかしその下には、うねりをあげし命がある

彼こそは、自ら雷電を創り出す者
彼こそは、海を統べる王者
彼こそは、海の全てを司る狩人

獲物を求めしその瞳は、
初めて水面下で歯向かう狩人に向けられる

彼は志す
水面下の狩人は、やがて水上へと泳ぎだす
海の王者は、陸すら統べようと歩き出す
空の王者は、自らの領域に踏み入る彼を粛清する
陸の女王は、子を守るため業火で彼を焼き阻む

海の王者は、はじめて陸でうねりをあげた

彼の名は、海龍 ラギアクルス

奉山龍  歌人:614

果てしない 砂原の地中(なか)
果てしなく 巨大な 命が存在(あ)る
あるときは人々に繁栄を あるときは人々に絶望を------
その者の名は奉山龍 
巨大な体 巨大な角 巨大な命------

決して挑む無かれ 決して踏み入れる無かれ
君がまだ 命を惜しいと思うのならば

その者の名は------------

-----ジエンモーラン

その者現れる  歌人:魔法

その者現れる
 鬱蒼と生い茂る樹木の中
 ただ一人虚空を睨み

その者咆哮す
 樹木に混じって光る
 希望に満ちた瞳をみて

その者怒る
 現れた強敵に
 歓喜の声をあげて

その者の名は霞龍

かの者対峙す
 前にも後ろにも見えぬ
 音しかないその姿を捉えて

かの者構える
 己の力を信じ驕ることなく
 ただ一太刀を握り締め

かの者振りかざす
 力を振りまくのではない
 振りまくのは己の意志

かの者対峙す
 戦うは敵
 されど立ち向かうは己

かの者の名はない
しかし人はかの者を狩人と呼ぶ
何故か

何故ならかの者には
過去の己を知り
己の未来を知る術があるからだ

金色の悪魔  歌人:金色君

その者腕を振るえば海が泣く
その者咆哮すれば空が泣く
その者脚を踏み鳴らせば大地が泣く
その者怒るれば万物が泣く

ある時は炎獄の山にて暴虐の限りを尽くし
ある時は吹雪の山にて他のものに破滅を与え

いつしかその者破壊と滅亡の申し子と呼ばれ
いつしか怒れる姿から黄金獅子と呼ばれ



いつしかその者は武神と呼ばれた
しかしその神々しい姿でいながらも
その名で呼ばれることをかの者は拒んだ



その者は今もどこかで闘っている

大いなる悪鬼
口にするも恐ろしきその名は

「ラージャン」

砂竜の詩  歌人:セズ

彼は息を潜めてそのときを待つ
 従えた砂竜も同心と分かっている
翻した背鰭に何かが当たる

時は来た
 砂から飛び出すその姿は
眼光までも黒ずみ煌く

切り裂き獲物を獲るときまで
 一切気を抜く事は無し
容赦を知らずに毒流し

敵を封じ食らいつく
 息を止めて食らいつく
そして再び砂に戻る

砂原のスナイパー ドスガレオス

仙高人の詩  歌人:セズ

彼は聳え立つ
 じっと見つめるその先に
  自分の道を探して

彼は徘徊する
 一歩一歩のその先に
  自分の道を探して

彼は戦う
 勝ちか負けかのその先に
  自分の道を探して

彼は壊す
 そして再び進むその先に
  自分の道を探して

彼は死すとも構わない
 たとえ死すとしてもその先に
  自分の道が有るやもしれぬ

己の探求者 彼の名は仙高人(シェンガオレン)

雷獣の詩  歌人:セズ

輝く白い角
 白銀の鬣と
青白く光るその体躯

彼は幻
 出会った者は生きて帰れぬ
それと共に姿も見せぬ

雷落として走り出す
 姿見たなら逃げるのだ
決して刃向かう事無かれ

小さな体と侮るな
 力尽きたくないのなら
彼は幻、幻の幻獣キリン

黒狼鳥の詩  歌人:セズ

彼は常に1人
 孤独が嫌いではない
  しかし彼も仲間が欲しい
   共に笑いあう仲間が欲しい

しかし彼の血はそれを許さぬ
 彼の血は戦士の血
  1人で挑む孤高の血
   それと共に孤独の血

黒く輝くその鱗
 血にまみれてもなお
  彼の怒りは止まらない
   敵への怒りと自らへの怒り

彼の体は傷であふれる
 尖る嘴傷つこうと
  答えを知るため戦う
   己の生きる意味を探せ・・・
    その者の名は黒狼鳥

覇神アカムトルム  歌人:雷光プリン

  あらゆる生命を拒絶する 灼熱の火山
  その最深部に鎮座する 覇と厄災を司る黒い神
  
  多くの狩人が名誉と富を求め この神に挑んだ
  しかし 帰ってきたものはいなかった
  
  その爪から放たれる斬撃は 岩盤を切り裂き
  その尾から放たれる衝撃は 大地を砕き散らせ
  その口から放たれる波動は 全てを無に帰す
  
  そしてその巨体を覆う黒の鎧は
  この世の物とは思えないほど堅い

  既に幾千の街や村を滅ぼし
  生態系に異常をきたすほど 凶暴そして残酷
  ひとたび怒りに染まれば  その周辺一帯の生命は全て消える
  
  その神は 何十年何百年何千年と そのままの姿と言われている

  覇神アカムトルム その神の名前であり 古い言葉で厄災を意味する

轟竜の詩 歌人:セズ

目の前に立つは怒りの轟竜
 足元に転がる草食竜の亡骸
  口からこぼれる赤き血液が
 雪の床に浸みて赤くにじむ
鋭き牙の向こうでにやける

無骨な笑顔が恐ろしく
 舌なめずりをした顔は
  悪魔の顔にほかならぬ
 それに挑む1人の狩人
背に背負わし太刀筋の

きらめく光妖しかな
 前足突き出し轟竜の
  突進せんと走り出す
 鋭き牙ときらめく刃
どちらが勝るか誰も知らぬ・・・

溶岩流の主 歌人:L,lawliet

灼熱の溶岩を泳ぐ巨大な魚影

一度獲物を見つければ

赤く輝く地面に気をつけよ

主が出てくれば

吐き出す溶岩
 尾の薙ぎ払い
  体を張った体当たり

全ての攻撃に注意せよ

―――熔岩竜ヴォルガノス―――

Prologue 歌人:L,lawliet

                          その者は待つ。
           いまだ朝靄の濃く煙る、色のない木々の大海で。
              足音を潜め呼吸を殺す、心ない影の狩人。
                  ゆらり揺らぐ、紅の灯火は二つ。

                          その者は行く。
        幾度も脳裏へめぐり来る、怖れと躊躇いを振りはらい。
          得物を抜き低く構える、揺るぎない眼差しの狩人。
               彼が奉ずるその剣の、儚い輝きは一つ。

                          彼らは感じる。
            新たな獲物の訪れを、さらなる強者の存在を。
         己がうちに湧き起こる、抑えがたい鼓動の高鳴りを。
              この先に続く、まだ見ぬ世界の広がりを。

                    そして、不意にきらめく光。
          この日も変わらず訪れる、森の目覚めのその瞬間。
陽が射せば霧は溶け、空は青く、花は赤く、息づく緑はどこまでも深く。
         囲むすべてに見守られ、持てるすべてをそこに懸け。
                再び今、狩人たちは相対す――――。

紅く染まりゆく世界 歌人:sekirei

伝説の龍を鎮めし時
真実の奥に眠りし龍目覚めん

万物をなぎ倒さんとする嵐も
万物をを燃やしつくさん炎も
万物が逆らうことのできぬ時でさえも
彼の龍の前ではただ怯え
自らの定められし宿命に泣き叫ぶことしか叶わぬ

そして今
紅に染まりし悪魔は
お前の目の前にいる

狩人よ武器をとれ
伝説の龍を鎮めたあの時のように
狩人よ立ち止まるな
己の運命に逆らうために
狩人よあの時の魂を失っていないのならば
二度目の奇跡を起こして見せよ

狩人よ全ては生きるために

奇跡 歌人:sekirei

シュレイドの国のお城のほとりで
黒い翼を見かけたならば
そっとその目をつぶりなさい

目の前にいる絶望を見たくなければ


火山のほとりにある街で
大地を揺るがす咆哮が聞こえたならば
そっとその手を耳にあてなさい

世界の終わりを知りたくなければ


君が空を眺めている時
もしその空が白く輝いたのならば
そっと両手を合わせなさい

誰かが起こす奇跡を信じて

コンガさん 歌人:光陰

ピンクの髪のコンガさん

昔は人で、働き者の好青年

でもでも悪魔がやってきて

コンガをおサルに変えちゃった


それでも働くコンガさん

周りの人は、物珍しさで笑っちゃう

でもでもコンガは働いて

皆の人気を独り占め


ピンクのお毛毛のコンガさん

折角、周りが受け入れたのに

またまた悪魔がやってきて

周りの人に言いふらす


あいつは何でも食べるんだ~
あいつはオナラが平気~
あいつはウンコを手~で~触る~


ピンクのおサルのコンガさん

周りの空気に気が付いて

ただただ弁明したけれど

周りの人は信じない

そこに悪魔がやってきて

お前は獣と囁いた

そのときコンガの何かが切れて

コンガを悪魔に変えちゃった

赤く染まった怒りの顔に

昔のコンガは、どこへやら

家族も子供もご近所さんも

皆 皆 食べちゃった



働き者のコンガさん

今は獣で怠け者

でもでも昔は人間で

すごく優しい人だった


こ~れ~は~事~実~を~
語~る~歌~♪

黒の狩人 歌人:光陰

光の裏の影のその裏

彼は待つ
証明する為に、己の力を

そして彼は挑む
全てを曝け出して

技、力、知識、そして怒り
自分の中にある全てを獲物へ向ける

手は抜かない
それが狩人の礼儀

たとえその牙折れんとも
たとえその刃が欠けんとも

たとえ敗北が見えたとしても
彼は戦う
それが狩人の証と知っているから

煌く眼光は紅く
その瞬さに残像を残す
それは本気の証明

その獣 最速にして樹海最強

迅竜「ナルガクルガ」

瞬さの象徴
韋駄天の化身

彼は待つ
己に勝る力を持つものを

そして彼は挑む
狩人であり続ける為に

炎の伝説 歌人:光陰

王が居た
王は民を虐げ、争いを好んだ
全ての国に戦いを挑み、勝利した王は
神に戦いを挑んだ

神は王の強欲に悲しみを覚え
神は王の伴侶に言った
彼の者を欲望から救える者は王妃のみ

王妃は王を説得したが
王は聞かず、只、欲の為に神との戦争に望んだ

戦争は何年も何十年も続き、兵士は死に絶え、王は王妃と2人だけとなった

王はそれでも戦いを挑んだ
強欲に駆られた王を見て王妃はただただ泣いた

神は、王を獣に変えた
強欲に生きるお前にはお誂えであるかと言うように

王妃は泣くのを止め、神に祈った
自分も王のように獣になる事を望んだ

神は聞いた
何故、そう願うのか

夫婦は何時何時もそばに居るもの、
たとえ獣になろうとも、王のそばには自分もいる

神は王妃の愛に心を打たれ
王妃を王と同じように獣に変え、
さらに炎を操る奇跡をその角に宿した

王の名は「テオ」
王妃の名は「ナナ」

以後、この2人の名は「王」「王妃」の直略となり、
獣となった彼らを、人は

炎の王「テオ・テスカトル」
炎の王妃「ナナ・テスカトリ」

と呼ぶようになったという。

常夜の悪夢  歌人:光陰

常夜の闇のその体
暗く、黒く、全てを闇に誘う

静寂を切り裂く悪魔の咆哮
彼が彼の地の君臨者である事を示す

子羊たちの脳裏に焼きつくは、2つの塔
大地より出でし、全てを貫き、絶望を与えん

その尾は対象を選ばず、薙ぎ、叩き、砕く
そして生命を奪い、挫折を与える

夜の闇に眠る事なかれ、闇こそ悪魔の支配下
悪魔の名を冠する、その魔物
ディアブロス

破壊の権化
砂漠の暴君

ディアブロス

その者、悪しきを持って、悪しきを滅ぼす

鎌を持つ死神  歌人:L,lawliet

その死神は極寒の洞窟に住み

別の死神は灼熱の火山に住み

鍛え抜かれたヤドと甲殻を身に纏い

幾多の剣を折り

幾多の鎚を弾き

幾多の弾を撥ねかえした

人々はなす術なくその死神の水流に

吹き飛ばされ、その死神の鎌に

肉を 骨を そして命さえ刈り取られた

今でも死神は生命を刈り取っているだろう

蒼き死神ショウグンギザミは・・・

守護者  歌人:雷光プリン

一言に狩人といっても 一人一人様々な生き様や目標がある
あるものは富と名誉を求め
あるものは希少な素材を求め
またあるものは闘いの中に生きがいを見つけ
全く同じ者など存在しないのかもしれない
しかし 全ての狩人に共通することがある

 それは 皆誰かの守護者ということ

誰かの涙が流れれば
 その根源を撃ち抜き
誰かが何かを願った時
 全力でそれを叶え
皆が住む街が危機に陥れば
 その危機を命がけで止める

殆どの者はこの事に気づかないだろう それでいい
狩人を続ければ いずれは誰かが護られる
どんな小さな願いでも 意味があるのだ

  たとえ自分が小さな者だとわかっていても 誇りを持て
  全ての狩人は 誰かの守護者であり 英雄なのだから

天災とよばれし巨大な龍にたちむかいし戦士たち  歌人:ポッケ村出身

その龍、天災とよばれし巨大な龍
名を老山龍「ラオシャンロン」
ひとたび歩み進めれば、
天は揺らぎ、
地は裂けるであろう。

だが、勇敢な戦士たちは、老山龍に立ち向かい、
そして、追い返すことができるのであった。
その結束力はときに、強大な生き物にも
勝るのである。

その名は・・・「モンスターハンター」

その姿、山の如し  歌人:皇帝エクメト

空を漂う巨大な古龍

それは空腹を知らず大地や森を喰らい続ける

その姿はまさしく山の如し

大きな背には太古に生息した草木や苔が生い茂っている

体内には無数の大雷光虫が潜む

憤怒を露わにすると忽ち瞳が恐ろしい黄に染まる

奴が回転をし始めたら仰せのとおりに跪かなければ五体が引き裂かれる

山をも掴もうとするその太古の龍は修羅場をくぐり抜いてきた狩人達にこう呼ばれた

浮岳龍ヤマツカミ

意味  歌人:AKIO

大地に生まれ
大地に育ち
大地に戦う者

何故生まれ
何故育ち
何故戦うと

問われて答えられないのも

答えの一つなのだ

答えの一つだが

意味まで辿り着く者はそうそういない

いつか狩人の

生きる意味の

答えを

だれか

僕に・・・。

終わりの訪れ  歌人:暗黒の世界

世界は広く、深く、美しかった

いつからだろう
       世界が狭く感じたのは
いつからだろう
       世界の未知が減ったのは
いつからだろう
       世界に人間が増えたのは
自然に勝る美しさなど
      奥深さなど
       輝きなど無いと言うのに
人はそれを破壊し、己のために使った

大自然は怒りそして許さなかった

その怒りは龍となり人に罰を与えようとした

しかし、人間はそれにすら歯向かった

自然の怒りはいずれ生み出すだろう
全てを無へと返す者を…

果てしなく続く世界  歌人:AKIO

見渡す限りの大地
見渡す限りの空
見渡す限りの湖

見渡す限り輝いているすべてに
なぜ気付けない者がいるのだろう

世界はこんなにも輝いているのに
なぜ殺し、憎み、悲しむのだろう

狩人の行くその大地の、世界の果てには

いったい何があるのだろう・・・

開拓者  歌人:開拓者

踏み出した一歩 その一歩は希望か絶望か
深緑の大地 不毛の荒野 暗澹の湿地
白銀の雪原 業炎の死地 静寂の土地
森林の海原 忘却の古塔 暗黒の魔城
数多の先人が開拓した大地を狩人が進む
彼らもまた後を継ぐ者たちの糧となる
この大いなる廻りの中で人々は未開の地を見る
また数多の人を送りその地の未知を消す
その繰り返しは世界を繁栄に導く
眠れる災いが目覚めるまでは…

自由なる者達  歌人:AKIO

しがらみのなかで生きてきた者共に
大地を血で染めよう者がいたとは

自由なる大地に生きてきた者共に
争いの切符を渡すことになろうとは

大地を蠢き回る侵略者に
制裁を下そう者がいたとは

だれもが掌に固めた希望
すべてが始まったあの日

狩人達の行く大地は
決して狩人達を追い返しはしなかった

待とうじゃないか
自由の生きる道を

待とうじゃないか
たとえそれがしがらみでも

どうしても耐え切れなかったら
どうしても不安があるんなら

待つことしかできないじゃないか
今の己をかえられる日を

空の王者  歌人:暗黒の世界

人々が決して立ち入ることの出来ない場所、空
そこには王がいる
その牙は骨を砕き 
その爪は肉を裂き
その尾は木を薙ぎ倒し
その脚は地を揺らし
その翼は空をねじ伏せ
その火球は全てを塵と貸す
彼の声を聞いたなら
彼の影を見たならば
彼の風を感じたら
力無き者、勇気無き者、覚悟無き者はただ逃げろ
彼は人々に恐れと憧れの眼差しで見上げられる
その名を火竜リオレウス、二つ名を「空の王者」といった

共鳴する大地  歌人:AKIO

狩人の踏みしめる大地
狩人を支える大地

その大地に今 ひとつの悲鳴がひびきわたる
その悲鳴は大地に共鳴し 終わりなき狩人の戦いは始まる

狩人よ こころまで鬼にし それ以上のものをどう望むのか

すべては絶望の谷底の深淵から舞い上がる
ひとつのはなびらまでを切り裂き

いざ行かれよ、己が己で創造した大地を
いざ行かれよ、己が己で汚した道さえも

そして狩人が狩人を導く日まで
我らは待つ
深緑の大地で・・・

孤高の戦士  歌人:暗黒の世界

狩人は赴く、月光に浮かぶ不毛の地へ
狩人は進む、孤高の戦士を求めて
狩人は出会う、己より遥かに強き者に
狩人は挑む、鍛えた武具を頼りに
何者より気高き戦士に敬意を持ち狩人は戦う
己の力を試すため狩人は一人で戦う
戦士を狩った者は英勇と呼ばれる
狩人は英勇と呼ばれること夢見て戦士に挑む
誇り高きその者の名は一角竜モノブロス

樹海に潜む孤高の戦士  歌人:チャーリー・チャップリン

樹海に潜む孤高の戦士(じゅかいにひそむここうのせんし)
その牙は肉を契り骨を砕く(そのきばはにくをちぎりほねをくだく)
その爪は頭を砕き敵を破る(そのつめはあたまをくだきてきをやぶる)
しなやかな体に血液を浴びて(しなやかなからだにけつえきをあびて)
グレーの毛並みが光輝く(ぐれーのけなみがひかりかがやく)

戦士に挑むものは絶えないが(せんしにいどむものはたえないが)
それらは皆力尽きる(それらはみなちからつきる)

誇りを持ったその戦士は(ほこりをもったそのせんしは)
棘尾を振りかざし槍を浴びせる(とげおをふりかざしやりをあびせる)

その誇りを汚し怒らせた者は(そのほこりをけがしいからせたものは)
天と地の怒りを受け(てんとちのいかりをうけ)
その場で処刑される(そのばでしょけいされる)

樹海の戦士を破る者(じゅかいのせんしをやぶるもの)
新たな光となり輝く(あらたなひかりとなりかがやく)
その光は永遠となり伝説となり(そのひかりはえいえんとなりでんせつとなり)
人々の間で語り継がれるであろう(ひとびとのあいだでかたりつがれるであろう)

その戦士はその存在感と絶望感で(そのせんしはそのそんざいかんとぜつぼうかんで)
迅竜ナルガクルガと呼ばれる(じんりゅうなるがくるがとよばれる)

ハンター名:PAD(ピー・エー・ディ)モンスターハンター2G:樹海より

孤独の黒狼  歌人:雷光プリン

密林に現る紫の狼鳥

各地で賞金首として名を轟かせ
その体には痛々しい傷が残る
しかし圧倒的な強さで返り討ちにしてきた
大地を叩き割るほどの嘴
全てを焼き尽くす業火
高い知能と瞬発力
尻尾に含まれる毒

しかしその狼はその強さゆえに孤独となった

狩人に追われ続けそのたびに孤独になった
その狼はさぞ寂しかっただろう悲しんだだろう
その寂しさと悲しみは新たな孤独を生む

イャンガルルガその狼の名前である

狩人の歩み  歌人:ミズハ真

狩人は歩く
その先に嵐を生む龍がいようと歩きつづける。

狩人は走る
その先に霧に隠れた龍がいようと走り続ける。

狩人は爪を向ける
その先に灼熱の龍がいようと怯まず。

狩人は牙を向ける
その先に太古の巨龍がいようと怯まず。

狩人は暗雲を見つめる
その先に災厄の龍がいようと見つめ続ける。

狩人は再奥を目指す
その先に紅い魔龍がいようと目指し続ける。

狩人は天を仰ぐ
その搭の先に白き神龍がいることを信じて。


狩人は歩みを止めず
歩き続け走り続け何のものにも怯まず
見つめ続け目指し続け信じつづける。


狩人はいつか祖なる者に会えると信じ歩みを止めず進み続ける。

破砕轟龍  歌人:雷光プリン

灼熱の砂漠と極寒の雪山に現れる破壊者

その姿は太古のままと言われ
そして全ての龍の原点と言われている
だが進化した者に引けを取らない
熱砂と寒風が鍛えたその甲殻は上質な鉱物の数倍の堅さを誇る
獲物の血肉が磨いたその爪牙は鉄さえ濡れた紙の様に切り裂く

しかし何より恐ろしいのはその気性
破壊を好み殺しを繰り返す
そしてひとたび怒りに染まれば殺す事しか頭に残らない

その者は轟音のような雄叫びから
轟龍ティガレックスと呼ばれている

女王蜂歌人:雷光プリン

昔この世に降りて来た神がいた
その神は神の世界の唄を唄っていた
偶然にもその唄を聴いていた女王がいた
女王はその唄を真似て笛に封じ込めさせた
その唄は国中に流れ聴いた者に安らぎを与えた
しかし神達は慌てていたなぜなら
その唄は元々人の世界にはあってはならない物だったからだ
神はその国の人を虫に変え
唄を封じ込めた笛を壊していった

その女王は虫となり今も生きている

白い盲頭魔  歌人:雷光プリン

天井から水が滴る薄暗い洞窟
そこに現れる白い悪魔
その姿に誰もが背筋が凍りつく
頭がなく
だぶついた皮
信じられないほど伸びる首
そして生き物と思えないその雄叫び
それを聞いた者は足がすくむ

そしてその体から放たれる死の雷
包まれれば待っているのは死

人々はその悪魔をフルフルと呼んだ

暴風神クシャルダオラ  歌人:雷光プリン

古代より存在した嵐と鋼の神

その者が纏う嵐は何人たりとも寄せ付けず
その者が放つ一撃は数多の者を切り刻んだ
鋼に包まれたその体は
傷をつけることさえ難しい
既に百千の街を切り刻んだその神は
時が経つと体の表面が錆びていき気性が荒くなる
その神の名はクシャルダオラ

火山の鎧帝歌人:  雷光プリン

溶岩に潜む鎧を着た者

あまりに硬すぎるその鎧は溶岩の高温にも耐え
生半端な刀は鎧に傷もつけれず折れてしまう
その口から放たれる熱線は鉄おも溶かし
鎧に覆われたその尾は岩盤すら砕く

ハンター達はその者を
鎧竜―――グラビモスと呼んだ

青い狩人達歌人:雷光プリン

密林に光る数多の牙と爪
黒が入った青の鱗
橙がかかった黄色の瞳
彼等は生き残るために
その牙と爪を使い獲物を狩る
しかし帰って来ない者も多い
あるものは火竜の火球に焼かれ
あるものは他の群れに襲われ
あるものはハンターの武器の餌食になった

だが彼等は止まらない

どんな強力な相手でもどんな数の多い相手でもたとえ勝てないと思っても止まらない

すべては――生き残るために―――

金の太陽銀の月そして神の誕生  歌人:雷光プリン

大昔まだ生き物もいなかったこの世界の空には、
2つの≪太陽≫がいた
その為世界は強すぎる陽の光に
焦がされかけていた

この世界を残すには、どちらかが落ちねばならない

2つの太陽は殺しあった
その間に欠けた体は
世界に落ちていった
やがて片方の太陽が燃え尽き≪月≫となった


戦いの最中に落ちた欠片は

太陽の欠片は金の龍に月の欠片は銀の龍になり
初めての生き物となった

太陽と月の欠片が混ざった物は後に神と呼ばれるものとなった

覇神と崩神  歌人:雷光プリン

この世に神がいるならば、彼の者達はそう呼ばれるだろう

世界の底と世界の頂上から現れるもの
片方は全てを貫く牙と
全てを切り裂く尾を持つ黒い神アカムトルム
片方は全てを削る顎と
全てを叩き潰す尾を持つ白い神ウカムバルス
その者達が争い殺しあえば
大気が震え
大地が裂け
海が割れ
あらゆる命が尽き果てる
そしてそれは運命の様に永久に続くと思われた
しかし終わりが来た

二人の神は眠りについた
その神は何十年
何百年
何千年
一度も覚めなかった
それはもう人々に忘れ去られるだろう

神の眼が覚めるそのときまで―――――

狂走歌  歌人:雷光プリン

沼地に暮らす紫の毒怪鳥
その皮膚はあらゆる雷と衝撃を吸収し
その毒はあらゆる生物を死に走らせ
その閃光はあらゆる者の眼を眩ます
そして彼等は狂った様に走る走る走る
彼の者はゲリョスと呼ばれ
今も毒の沼地を走る走る走る

赤き片角  歌人:雷光プリン

片角を折られた悪魔がいた
その悪魔は怒りに染まり
数多の者を殺めた
その身は返り血に染まり
けしてその色は消えず
殺める度に色が深くなる
しかし、折れた角は戻らなかった

人々は恐れ、嘆き、悲しんだ
そして、彼の者はこう呼ばれた

赤き悪魔――ディアソルテと

奇面族の伝説  歌人:雷光プリン

いたずら好きの小人達
怒った神は取れぬ仮面を
彼等につけ立ち去った
悲しんだ小人達だが
それは怒りに変わり小人は剣を持ち
周りのものを傷つけた
それゆえ彼等はチャチャプーといわれた

砂漠の双角  歌人:雷光プリン

その悪魔、常に孤独

砂塵から現れる、砂色の悪魔
数多の者を貫いたその角は、常に返り血に染まり
数多の者を砕いたその尾は、常に死臭を纏い
数多の者を裂いたその牙は、常に不気味に輝き
百千の屍を越えたその脚にもはや行く充ては無く
その眼に映るは己に狩られる者のみ
皆恐れと尊敬をもって彼のものをこう呼ぶ

砂塵の悪夢ディアブロスと

黒龍伝説  歌人:雷光プリン

数多の飛竜を駆逐せし時
伝説はよみがえらん
数多の肉を裂き骨を砕き血を啜った時
彼の者はあらわれん

土を焼く者
鉄【くろがね】を溶かす者
水を煮立す者
風を起こす者
木を薙ぐ者
炎を生み出す者

その者の名はミラボレアス
その者の名は宿命の戦い
その者の名は避けられぬ死
喉あらば叫べ
耳あらば聞け
心あらば祈れ

ミラボレアス
天と地とを覆い尽くす
彼の者の名を
天と地とを覆い尽くす
彼の者の名を
彼の者の名を